理想をつくらないこと

このOshoの言葉を聞くと、

これまで学校などで学んできたことと違うので、

最初は「え?」って思うかも知れませんが、

深く考えていくと、その言葉の意味がわかってきます。

<Oshoの言葉>

理想をつくらないこと
いったん理想をつくってしまったら
あなたはつねに困難を
抱えることになる

というのも、あなたはいつも
べきやねばならないという観点で
ものを考えるだろうから

そして
あなたはいつも、罪人のような
罪悪感を抱くに違いない
        Osho

理想を作らないこと

なんて言われると、
これまで学校で学んできたことと
真逆のことを言われているようで
戸惑うかも知れないですね。

ラハシャの「コンシャスリヴィング」でも、このテーマは、ハートチャクラのチャレンジの側面で
話されています。

リーラとプラサードの「サトルボディヒーリング」の本でも、同じように、このテーマが取り上げられています。

それは当然で、

どちらもOshoの講話で話されていることが

ベースになっているからです。

マインドのレベル(第2の次元)では、理想を持つことやゴールを持つことはこの世でものごとを実現していくために必要です。

しかし、そのマインドの機能に気をつけていないとその理想のために、自分自身を苦しめてしまうことになります。

それが、

べきやねばならないという観点でものを考える」ことです。

では、苦しまないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?

それは、より次元を上げてものごとを考えることです。

より深い次元からものごとを考えていくこと、と言った方がいいかも知れません。

それが第3の次元です。

第3の次元とは、愛とか魂の次元です。

意識の地図で、第4チャクラ(グリーンの輪の部分)のテーマとして、

チャレンジの側面(下層の部分)に「理想」「すべき」と書かれていますが、

その本質(上層の部分)には「愛 与えること 受け取ること」と書かれてありますね。

どうしてそうなるかは、長くなるのでここでは説明しません。

簡単に言えば、この意識の図で言えば、

「中心」の瞑想を経ることで、

「理想やすべき」というマインドからの行動ではなく、

「愛や与えること」へと変容していくことが示されています。

つまり、理想やすべきというマインドからの行動ではなく、より深い、愛から与えていく行為へと変容していくのです。

そのときは、自分のハートから分かち与えるものとなるので、

それを受け取ってくれるかどうかは相手の問題であり、自分の問題ではなくなります。

つまりその行為はエゴ(マインド)からのものではなく、ハートから(無我)からのものになっていくのです。

そうすると、それはマインドからのものではなく、

ハートからの喜びからのものになるので、

苦しみをもたらすものではなくなっていきます。

要するに、

理想を作って、するべきという次元から行動するのではなく、

愛からの分かち合いという次元からの行為になっていけば、

苦しみを作り出さなくても良くなります。

それがユニティインスティチュートで教えている

ELC(エッセンシャル・ライフ・コンサルティング」です。

そこでは、ハート瞑想で「本質」とつながります。そして本当に自分が望むプロジェクトを見出します。

そうすることで、そのプロジェクトはマインドからのものではなく、自分が本当にやりたいと望む、ハートからのプロジェクトになるのです。

そうすると、

べきやねばならないという観点でものを考えるのではなく、

自分をそれによって苦しめることもなくなります。

それをコーチングの観点から実践していくのがELCコーチングです。

今日はここまでとします。

えたに