「存在の詩」出版記念zoomイベント

OEJ Books より久しぶりにOshoの本が出版されました。
 
この本がきっかけとなって、Oshoが日本に紹介され、多くの日本人がはるばるインドにまで会いに行くようになりました。
 
日本にOshoのブームを引き起こしたきっかけとなった本です。
 
1977年にめるくまーる社より出版され、15版まで増刷されたロングベストセラーでしたが、1987年以降は絶版となっていました。
 
Amazonでも6000円や8000円などの高値で販売されていて、なかなか手に入らない本になっていました。
 
従来の本では詩文体で横書き、それが今回、縦組みの散文体となって装いも新たに新登場です。
 
この本の翻訳者は初版と同じく、星川淳さん。忙しい仕事の合間を縫ってでしたが、丁寧に見直していただきました。
 
この本にはいくつかのしかけがあります。
 
ひとつはこの本の表紙に使われているOshoの絵です。
 
この絵はOshoが「客観芸術」として語っているアートです。
 
タージマハールや優れた仏像や禅画のように、見るものを心の静けさや平安、瞑想の境地に誘うような絵を「客観芸術」とOshoは分類しています。
 
これに対して、ピカソやゴッホその他、画家やアーティストが表現するアートは、その作者の主観が投影され、表現されたアートという意味で、「主観芸術」と分類されています。
 
Oshoの絵は、彼の悟りの境地で書かれているものであるので、「客観芸術」として紹介しているものです。
 
またこの本の見返しのところには、いわゆるOshoマーブルと言って、Oshoが長年使用していた部屋に使われていたマーブル(大理石)の写真が使われています。
 
大理石は、その環境のバイブレーションを吸収し、保存する作用があるのだそうです。
 
長年Oshoが居住した部屋に使われていたマーブルにはOshoの波動がしっかり吸収されていると考えられていて、その貴重なマーブルの写真がこの本の装丁に使われています。そんなところにもこだわりのある本になっています。
 
少しでもそのOshoの波動を伝えようという試みです。
 
それはともかく、8月8日2時〜4時に、今回この「存在の詩」の復刻版の出版を記念して、Zoomでの出版講演会と対談のイベントを企画しました。
 
講演はこの本の翻訳者でOshoの日本人の弟子の先駆けともなったプラブッダこと星川淳さん。
 
そして対談のお相手は、アメリカで長年にわたり、禅を指導、普及され、帰国後は作家・翻訳家として新しい禅や仏教のあり方を問う多くの著作を著しておられる藤田一照禅師。
 
「存在の詩」に出会って、禅僧になったという経歴の持ち主。現在はオンライン禅コミュニティ磨塼寺住職を務められ、禅僧の中でも最も柔軟に生きておられるお一人です。
 
お二人の立場から、この本の魅力や、Oshoについての普段は知られることのない話が聞けることでしょう。
 
そして司会、進行は現在TOKYO FM「DUNLOP presents みらい図鑑」の番組を担当されている吉田美穂さんに担当していただきます。
 
ぜひ8月8日2時からの「存在の詩」の出版記念のzoomイベントをお楽しみください。
 
まだ「存在の詩を」を読んでいない、というかたは、こちらの立ち読みコーナーで、その本の一部を読んでいただくこともできます。