あなたはひとりだ

Oshoの言葉

あなたはひとりだ

あなたはひとりだ、
まったくのひとりだ

このことはとても明瞭に
理解されなければならない。

人が意識的になるやいなや、
その人はひとりになる。

その意識が高まれば高まるほど、
その気づきが深まれば深まるほど
あなたはひとりだ

だから、
この事実から逃げないように

社会や友人、組織や群衆などに。

ひとりであることから
逃げないように!

それは素晴らしい現象だ。
進化のすべてのプロセスは
このことに向かって進んできた。

意識は今や、
あなたはひとりであることを
知る地点にまで来ている。
         Osho

これは瞑想の道を歩む人にとっては
必ず通る道です。

ひとりであること。

瞑想は、このひとりであることを
深めていく道です。

ひとりで歩く道です。

しかし、往々にして、
それを孤独と混同してしまいます。

孤独と、ひとりであることは全く違うものです。

孤独は一つの病のようなものです。
その孤独によって、人は病になり、
死期を早めてしまうほどです。

その寂しさは堪えがたいものであり、
孤独にならないために、
孤独を避けようとして、
人は孤独を紛らせることのために
さまざまなことをします。

しかし、それは違うとOshoは言っているわけです。

Oshoは孤独とひとりであることの違いについて、
次のように語っています。

人はまだ
「ひとりであることaloneness」
の美しさを学び知ってはいない

人は何らかの関係性
誰か──友達、父親、妻、夫、子供─
とともにいることを
つねに追い求めている

誰かとともにいることを……

人は社交界をつくった
さまざまなクラブ-
—ライオンズ・クラブ、

ロータリー・クラブをつくった

政治的、思想的な団体をつくった
宗教、教会をつくった

だが、それらすべてが
根本的に求めているのは
何とかして自分が独りであることを
忘れたいということだ

あなたは多くの群衆と
関わることによって

暗闇のなかで突然、
思い出すこと──

自分はひとりで生まれ、
ひとりで死に

何をするにしてもひとりで
生きるということを
忘れようとしている

ひとりであることは
あなたの実存にとって
非常に本質的なことだ

それを避ける途はない」

「ひとりであることは、
まさに完成を意味する

あなたは完全だ
自分を完成させるために、

ほかの誰も必要としていない

だから
あなたのもっとも
内奥にある中心を

見つけようとしてごらん」

https://oejbooks.com/2015/12/17/that-it-is-a-lonely-and-it-is-alone/

ここでOshoが語っている、
「あなたのもっとも内奥にある中心を見つけ」る方法が、

瞑想であり、意識的になることであり、
気づきを深めていくことです。

それが瞑想の道です。

孤独に対処するには、
もうひとつの道があります。

それが愛の道です。
コンパッションの道です。

愛の中で人とつながるのは
孤独から逃げるために
ソーシャルネットや
何らかの関係性に逃げるのとは
異なるものです。

今日はここまでにします。

えたに