ミステリースクール

Oshoの言葉

ミステリースクール

誰も私たちが試したような
コミューンを持ったことがない

そしてその両方の実験は
人類の本性に関して
偉大なる洞察をもたらした
だから失敗は何ひとつなかった
私たちはたくさんのことを学んだ

だから今 私はコミューンを作る気はない
私は完全に違うものを作るつもりだ
ミステリースクールだ
      Osho

このOshoの言葉は、

以下の質問に答えてなされた講話からのものです。

「私たちはコミューンを試してきました。
 東洋と西洋の両方でです
 それは続きませんでした
 仏陀や他の光明を得たマスターたちは
 コミューンを作り それは続きました
 違いは何でしょうか?」

これはアメリカのオレゴンにあったコミューンが
なくなった後になされた質問です。

そのコミューンがなくなった後、
誰もが途方に暮れ、
絶望していました。

Oshoはワールドツアーに出て、
受け入れる国はほとんどありませんでした。

そんな中でOshoを受け入れたいくつかの国で、
彼とともにいた人たちを相手に講話をしていました。

そんなときに話されたのがこの講話です。

誰もが、自分たちが建設していた
コミューンが失敗に終わった

と思っていた中で、

Oshoは次のように語っています。

> そしてその両方の実験は
> 人類の本性に関して
> 偉大なる洞察をもたらした
> だから失敗は何ひとつなかった
> 私たちはたくさんのことを学んだ

それは失敗ではなく、

偉大な洞察と学びをもたらした

だから次のことを始めればいいだけだ、

と語ったのです。

そしてそこで語った Oshoのビジョンは
「ミステリースクール」でした。

アメリカのコミューンは、さまざまな理由があり
アメリカ政府によって潰されてしまいました。

Oshoは、そのアメリカに建設されたコミューンが
アメリカの政府によって潰されたのは、
それが成功したからだ、

と語っています。

その後、Oshoはアメリカに渡る前にプネにあった
元のアシュラムに戻り、
Oshoはそこに滞在し、講話を始めました。

そこにはマルティバーシティという名前で、
さまざまなことを学ぶことができる学部がありました。

そのなかで、カヴィーシャという人が
ミステリースクールの部門を受け持っていました。

Oshoが肉体を離れた後、
セドナに移住し、
そこでOSHOミステリースクールを作りました。

それはその後、OSHOアカデミーとして、
Oshoのワークを継続しました。

実は、そこでオーラソーマも教えられていました。
(というか、そこにはオーラソーマティーチャーの資格を
持った人たちが6、7人いました)

当時はまだ日本ではオーラソーマを教えられていなかったので、

日本からツアーを企画して、
20人ほどのグループでオーラソーマを学びに行っていました。

ですから、
日本でオーラソーマのコースが教えられる前に、

日本人を相手に最初にオーラソーマのコースが
教えられたのは、セドナにあった
このOSHOアカデミーだったのです。

実は、そのカヴィーシャがセドナに
ミステリースクールを立ち上げた当初に
私はそこに通っていました。

なので、そこにオーラソーマティーチャーが大勢
たむろしているのを見て、

オーラソーマのコースをこちらで学べないかと依頼したところ

OSHOアカデミーのカヴィーシャとヨギの好意もあって、
毎年オーラソーマを学ぶコースを提供してくれました。

 

それはともかく、

多くの人が途方に暮れ、
失意のどん底にあったときに

Oshoが新しいビジョンとして掲げたのが
ミステリースクールというビジョンであり、

その後Oshoがプネに戻り、
講話をしていたのは、

そのビジョンを自ら実現するための
試みであったと思われます。

そのビジョンを語ったのが
この講話でした。

そこでは以下のようなことが述べられています。

<垂直の次元に生きることを学ぶ>

人類の進化と人間意識の進化は
全く異なる二つの次元だ

歴史の進展は時間軸によるが
意識の進化は時間軸によらない

私たちが見ることのできるあらゆる進化
目に見えるすべての進化は水平だ

しかし意識の進化は垂直だ

それは目に見えない
そしてそれが目に見えないのは
それが垂直であるからだ
       Osho

残念なことに、
この講話は非公開にされてしまったようです。

この動画について紹介していたブログはこれです。
https://oejbooks.com/2015/01/30/mystery-school-of-vision/

 

今日はここまでにします。

えたに